水槽の地震対策5
今回は水槽内での地震対策を書きます。
地震対策とはいっても日ごろからいろいろなトラブルに備えて基本の飼育方法を身に着けていれば自ずとすべてが地震対策に繋がってきます。
まずはヒーターについてです。
観賞魚用ヒーターは必ず水中で使用するもので、水上に露出すると大変高熱になり、危険です。私も以前、水替えの最中にヒーターが水上に露出して、一瞬のうちに焦げ臭いにおいが漂ってくる経験をしたことがあります。最悪の場合、出火に至りますので注意が必要です。
大地震が起こった後も注意しなくてはなりません。実際に起こった事故として、大地震で水槽が倒壊してしまいました。それと同時に広範囲で停電になったそうです。そのまま人は避難しましたが、電気が復旧し、壊れていなかったヒーターが過熱して火事になってしまったというのです。
避難する前に家中すべての電源プラグを抜き、ブレーカーを落とすことが重要です。
最近のヒーターは水上に露出すると自動的にOFFになる 空焚き防止機能がついていますので最悪の事態は免れるように設計されています。(すべてのヒーターがそうではありません。)
用心に越したことはないのでこのようなヒーターを使用し、必ず水槽の底に横にして設置するようにしてください。
次回は、停電になった場合の対処を書きたいと思います。