お魚図鑑_海水魚_スカンクシュリンプ
特徴や性格
紅白のスジと長いひげが美しい人気のエビです。色は違いますがスカンクのような縞模様からこの名がついたようです。魚についた寄生虫を取り除いてくれる、とても役に立つエビです。ナンヨウハギと一緒に飼育すると寄生虫を取る光景をよく見ることができます。よくなれた個体ですと、メンテナンス時に手につかまってきたりするのでとてもかわいいです。
成長スピードが結構速いので、45㎝以上の水槽で飼育したいところです。水質はそれほど気にしなくても元気に育ってくれますが、ヨウ素が欠乏すると脱皮に失敗して死んでしまうこともあるようです。
餌は粒餌をよく食べてくれます。慣れてくると水面に逆さになって餌をとる仕草を見せます。
他の魚との混泳も問題ありません。ただ、フグなどのエビを好んで食べる魚とはもちろん無理です。
複数飼育しているとまれに青い卵を産み、抱卵することがあります。私の経験ですと、夜中に孵化することがありましたが、翌朝にはほかの魚に食べられて全くいなくなってしまいました。
概要
全長:7cm
分布:太平洋・インド洋他
分類:コエビ下目・モエビ科
学名:Lysmata amboinensis
※このお魚図鑑はF2の私見が多分に盛り込まれております。ご自身で飼育する際には参考程度にご覧いただければと思います。
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