お魚図鑑_海水魚_オトヒメエビ

お魚図鑑_海水魚_オトヒメエビ

特徴や性格

オトヒメエビは大型の魚に対してクリーナー行動と言って、口や鰓などについた寄生虫をとってくれるお掃除屋さんとして知られています。

サンゴ礁に住んでいて、赤と白の体色はとても美しいです。成長すると長いひげがひときわ目立つエビです。その姿が竜宮城の乙姫を連想させることからこの名前がついているそうです。

長くて立派なハサミを持っていますが、力はあまり強くないようで、このハサミで魚をとらえるようなことをしている場面を見たことがありません。

同種に対しては気に入ったメス以外は襲ってしまうため、入れることができません。魚に対しては問題ないので、混泳可能です。

体が小さいうちは岩の陰に隠れてなかなか出てきてくれません。成長し、図太くなってくると出てきてくれます。

成長のための脱皮を良くします。失敗して体の一部が欠損してしまうこともしばしば。ひどい時には命を落としてしまうこともあります。海水の微量元素が不足すると失敗しやすくなるようです。体の一部が欠損してしまった場合には次の脱皮の時に復活するので心配ありません。

概要

全長:6cm
分布:太平洋他
分類:エビ目、オトヒメエビ科
学名:Stenopus hispidus

※このお魚図鑑はF2の私見が多分に盛り込まれております。ご自身で飼育する際には参考程度にご覧いただければと思います。