お魚図鑑_熱帯魚_ヤマトヌマエビ
- 2020.06.22
- お魚図鑑
特徴や性格
正確には熱帯魚ではありませんが、熱帯魚を扱うショップでは必ずと言っていいほど取り扱っているエビです。
適応水温の範囲がとても広いので、熱帯魚と一緒に飼育しても問題ありません。主に、水草や岩・流木についたコケを食べさせるために入れるお掃除エビです。かといってコケだけを食べるわけではなく、魚の餌にも旺盛に食いつきます。
体は全体的に半透明で尾の一部に青い斑点があるのが特徴で、大きさは3~4cmほどといわれていますが、長生きさせると7cmくらいにはなります。私の記憶では最長9年は生きたように思います。
性格は温厚なので、魚を襲うことはありません。ただ、死にそう、あるいは死んでしまった魚を食べることは良くあります。エンゼルフィッシュなどの大型の魚に食べられてしまうことがあるのでそこは注意です。
水槽から飛び出してしまうことが良くあります。久しぶりに水槽の裏側をのぞいてみるといつの間にかいなくなったヤマトヌマエビがカラカラになって落ちている、なんてことは熱帯魚飼育あるあるでしょう。蓋はきっちりとしておきたいところです。
たびたび体の大きな雌が抱卵しますが、生まれた子供は淡水では生きられないので、繁殖はちょっと難しいようです。
概要
全長:4cm
分布:太平洋沿岸の河川
分類:エビ目、ヌマエビ科
学名:Caridina multidentata
※このお魚図鑑はF2の私見が多分に盛り込まれております。ご自身で飼育する際には参考程度にご覧いただければと思います。
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