お魚図鑑_海水魚_キンギョハナダイ
特徴や性格
キンギョハナダイは色彩がとても美しく、水槽内でも目立つ存在になります。その名の通り、時折金魚に間違えられます。
オスは成長するにつれて気性が荒くなり、狭い水槽ではかなり主張が激しくなる気がします。
それほど水質に敏感ではないので、小型水槽で飼いたくなってしまいますが、大きな水槽で飼育すべきかと思います。
混泳水槽がメインとなるF2の水槽ではあまり登場しない魚になっています。動きが速いので、おとなしい魚はその動きに驚いてストレスを感じてしまうことがあるように思います。
以前カクレクマノミはオスからメスに性転換する話をさせていただきましたが、このキンギョハナダイは逆にメスからオスに性転換する魚です。群れの中で一番体の大きな個体がオスになるようです。なぜこのような合理的な進化を遂げることができたのかを考えると不思議で仕方ありません。
餌は水槽に投入当初さえ気を付けてあげれば、なんでもよく食べるようになってくれます。
概要
全長:7~12cm
分布:太平洋・インド洋他
分類:スズキ目・ハタ科・ナガハナダイ属
学名:Pseudanthias squamipinnis
※このお魚図鑑はF2の私見が多分に盛り込まれております。ご自身で飼育する際には参考程度にご覧いただければと思います。
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