30cm熱帯魚水槽の単発メンテナンスと飼育指導

板橋区のお客様で60㎝水槽から30㎝水槽へ切り替えたいとのご連絡をいただき、伺いました。
聞くところによるとお仕事が忙しくなってしまい、従来の60㎝水槽を維持管理するのが厳しくなり、サイズダウンをしたいとのことでした。
さらに詳しく伺ったところ、いくつかのご要望が上がりました。
1.ろ過なども極力シンプルなものを使用し、ろ過掃除を楽にしたい
2.水替えもほとんどしないで済むように
3.水草は多くなくていいけどある程度植えたい
4.モーター音はなるべく静かなものを
5.既存の60㎝水槽は引き取ってほしい
ほとんどはアクアリストなら理想に掲げる項目ばかりです。でもなかなか実現できるものではありませんね。
完ぺきにご要望にこたえられるかどうかはわかりませんが、以下のようにご提案しました。
1.ろ過は水中モーターの投げ込みろ過のみとし、静音を確保、掃除は中のフィルターを交換するだけ
2.底砂は吸着型のソイルにして、水替え回数を出来る限り減らす
3.CO2なしでも育つ水草を使用する
4.水位を通常よりも低くして、観葉植物の水耕栽培を利用して緑を増やす
設置直後なので水が濁っていますが、実際に設置した水槽の画像がこちらです。
設置をしながら水槽の管理方法をご説明しました。「こんなにシンプルで大丈夫?」と心配されていましたが、事細かにレクチャーしました。
水槽設置後2週間が経過した時点で、メールでやり取りしながら、現状をお知らせいただき、注意点や改善点をアドバイスさせていただきました。
4週間後、無事に水槽が落ち着いて、以前より管理が楽になったと喜んでいただけました。
このように設置と細かい飼育指導も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
-
前の記事
お魚図鑑_海水魚_キンギョハナダイ 2021.05.17
-
次の記事
30cm水槽 飼育指導の続き 2021.07.19