水槽の地震対策6

水槽の地震対策6

前回に引き続き、水槽内での地震対策を書きます。
地震によって停電になった場合、魚たちの生命維持装置ともいえるろ過ポンプ、ヒーター、クーラー、その他付属機材がすべてストップしてしまいます。

まずは水温について。
冬場に停電になると水温がどんどん低下していきますが、それにあわてて水槽内にお湯などをいれてはいけません。急激な変化が一番の敵です。私の経験からすると15度くらいまでなら魚は耐えてくれるようです。(もちろん種類によってもっと低温でも問題ない魚はたくさんいます。)停電が回復するのを待って、ヒーターで徐々に水温を上げていくようにします。

次に水質についてです。
水質と聞くとなんだか難しく聞こえますが、細かい数値はちょっと置いといて、いかに日ごろから水を清浄に維持するかということになります。清浄な状態であれば停電が起こってもある程度の期間、水質が急激に悪化することを防ぐことができます。その間餌はほとんど与えないようにします。エアーレーションは必須です。電池式のエアーポンプを1台備えておくことをお勧めします。長期化する場合は慎重に少量の水替えなどの対策を追加します。

 

水槽の地震対策6_魚の体力

魚の体力についてです。
これは魚種によって強い・弱いがありますので一概には言えませんが、日ごろから水質の良い状態で栄養価の高い餌を腹八分目に与えて健康に保つことが重要です。健康であればもちろん病気にもかかりにくいですし、たとえ病気になっても、回復する確率も高まります。停電時もこの体力を持ってして、水温や水質の変化にも耐えてくれることでしょう。

こうしてまとめてみると、日ごろからの管理が大切なことが浮き彫りになります。あまり大掛かりな機材に頼りすぎない飼育方法が得策なのです。Aqua Atelier F2では最小限の機材しか使用しない飼育を実践しています。配管による水漏れのリスクも大幅に回避することができます。

せっかく綺麗な水槽なのですから、日ごろから安心して眺めていたいものですね。